集合写真

実際の私を知っている人は、私が写真が好きなことを良く知っているであろう。

しかし、モロッコで一眼レフを日々持ち歩いていたら多分もう手元に一眼はないであろうし…カメラをうまく隠せる服装にするように気を付けたり、カバンを持ち歩かなくてはならなかったり(最近、貴重品はすべて服の中に収納しているので、仕事以外は手ぶらでの行動が多い。)面倒なこともある。折角美しい景色があるのに、全部写真にとりたいけど、護衛を付けないといけない気がする。旅で一眼で撮りまくってる人たちは色々工夫してるんだろうか…調べてみよう。

 

先日撮影された、モロッコ人と日本人が一緒のフレームに収まる集合写真(ラフなもの)を見返していた。

ロッコ人は、最前列寝転がる感じ、その後ろは座る、後列は立っている、最後列は、イスかテーブルかなんかに乗っている人が数名。

日本人は、最前列は座る、その後ろは中腰、後列は立っていて、しかも前後で顔が重ならないように前後で顔をずらしながら出している。

 

中腰。それは、子どもの頃集合写真で、「真ん中の人は中腰になってください~」と言われた、あの中腰。

中腰、私は嫌いです。足がプルプルして集合写真撮るだけで筋肉痛になりそうなので。あのしんどいポーズをしながら、決め顔しなくてはならない日本。なんて過酷なんだ。

 

ロッコ人は、座っている人から立っている人までの間が空いているがマシモシュキ(気にしない)。

ここで驚いたのは、どうして日本人はそんなしんどいポーズをとってまで人を密集させて写真を撮るんだろう。中腰なんてしんどいことせんでいいのにな…と、どちらかというとモロッコ人目線での日本人への突っ込みどころに気づいた。

 

日本祭りのイベントを手伝っているとき「モロッコだから本当の開始は8時だけど実際は開始は9時過ぎるから(どーのこーの)」と他の日本人にむけて日本語で話していたら、日本語のわかるモロッコ人にとても笑われた。図星なので面白いんだろう。もう体の半分はモロッコ人で残りの半分は日本人なのというと、みんな喜んでくれる。

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年明け体調崩して回復後すぐに向かったとある町。得意のセルフタイマーで。3泊したが2日もここの堤防に夕日を見に行った。夕方の海が好き。

 

続く。