風邪、時々、chellah遺跡
モロッコに来てから、何度ととなく体調を崩した。
始めは体調を崩して熱を伴ったが、現在は鼻汁やくしゃみ程度があったり治ったりを繰り返す。この4か月で日本の何年分の風邪をひいたのだろうか。
モロッコに来てからいくら体調を崩しても食欲を失うことはない。有難い。栄養管理はとても大切。
こんなに風邪をひく要因の外的因子として。
モロッコ人自体がとてもよく風邪をひいている。職場では誰かがいつもくしゃみをしていて、誰かがいつも「私体調が悪いの」と言っている。でも、感染管理なんてない。コップは洗わず使いまわし。トラディショナルな食事スタイルとしては、家族で一つの大皿から手で取って食事するスタイル。くしゃみや鼻水があったってマスクなんてしないし、平気で人に向かってくしゃみや咳をする。感染症を円滑に運搬しているように見える。
内的要因として。
私の身体にモロッコのウイルスの免疫がなかった。知らぬ間にたまるモロッコストレス?の影響が大きい。循環器、新生児科のクリーンな病棟で勤めて、仕事中も常にマスクをして仕事していたため身体がウイルスに弱い。運動不足、こちらにきてから私の考える運動ができていない。ラマダーン中に断食で身体を極限まで省エネする力を身につけたため、全身が脆弱化しており未だ回復していない。私のNK細胞がサボっている、というのは冗談。
とりあえずよく食事はしているから、発熱したりする重症化を避けられているのであろう。身体を強くしないといけない。外がうるさくて時々眠りが浅くなることもあるが、睡眠も充分に取れている。
運動だ運動‼
鼻水をたらしながら、先日、考古学博物館の人に教えてもらった遺跡に行ってきた。行きは頑張って歩いて向かい、帰りはたまたま送迎できていたタクシーで帰ってきた。
当日モロッコは祝日であったため、モロッコ人は入場するのが無料だったそうで人が多かった。沢山アラビア語を話してみたが、君は外国人だろって言われ、しっかりと100円請求された。職場の人には「君はもうモロッコ人だ」と言われているのに…アジア人の顔はごまかせない。別にお金はいくらでも払うんだが、外国人と言われると少し切なくなる。モロッコの観光地では、首都はほとんどないよねと言われてしまいがちであるが、住んで探してみると見どころは色々見つかる。
折角だから旅行では知れないモロッコを。
入口はとてもモロッコ式。
中に入ると一気にタイムスリップ。普通にあるのがすごい。
インターネットの接続が悪く、載せたい写真が全て上げられない。
遺跡の続きはまた。
続く。