たった70日されど70日。矢のごとく過ぎ去った研修。~第一章~

1月上旬。

大きなスーツケースを抱えて、まだ雪の降っていなかった福島にやってきた。

福島には今まで行ったことはなく、新幹線で通り過ぎた程度。

首都圏出身であるため、第一印象として雪国の福島はとても寒かった。

「はじめまして」と「よろしくお願いします」の連続。そして飽きるほど行う自己紹介の嵐。今思うととても懐かしい。そんな頃もあった。

みんな情熱をもって、来ているところは看護学校に似ている部分もある。しかし、行先も専門性も異なる人たちが集まっていて、一生かかっても出会えないような人たちにたくさん出会えたことは、後にこの上ない財産となる。

周りの人たちは、技術補完研修なる、事前研修があったようで周りの知人との再開を喜んでいた。しかし、私は、看護での派遣予定ではあるが院内での活動であるため、技術補完研修なるものはなかった。

不安はあったが、さすがここに来る人たちはみんなコミュニケーション能力が高く、インテリジェンスな人が多い。自分は専門職で派遣となっているが、専門職でない人たちの人間性の秀でていることこの上なかった。周りの人たちはみんなキラキラ輝いていた。そして、とりあえずみんなキャラが濃い。。。とても自我が強い。そしてめちゃくちゃいい人たち。今まで外の世界では少し浮いていた自分であったが、ここでは全く浮いていない!!少しうれしかったのは、ここだけの話し内緒です。

不安はあるけど、この人たちと一緒なら頑張れる気がすると思った初日の夜。

 

そして研修70日に自分に課した目標は、下記。

①ちゃんと食べる

②ちゃんと寝る(6時間/日)

③ちゃんと笑う

④ちゃんと聴く・話す

 

結果報告は後ほど。

 

つづく。